アミノ酸

簡単解説!生きるために不足してはいけない必須アミノ酸(EAA)の9種類とは

必須アミノ酸とは

俺のメシハック!!!@ケンタだ!

 

読んでいるキミは、筋肉をつくるアミノ酸のことを知ってるか?

アミノ酸は体をつくる大切な素材。

それを知らないと筋肉やカラダをうまくつくり損ねているかもしれないぞ!

 

そこで今回は、生きるために不足してはいけない必須アミノ酸の9種類ついて教えていくぞ!

記事のまとめ

  • アミノ酸は体つくりに必須
  • 必須アミノ酸が不足すると生命危機
  • 必須アミノ酸は9種類(※アルギニンは子どもが必須アミノ酸のため10種類)

生きるために不足してはいけない必須アミノ酸とは

必須アミノ酸とは

必須アミノ酸とは、以下の通り。

必須アミノ酸とは

必須アミノ酸(EAA:Essential Amino Acid)とは、体内では合成できず必ず食物から摂取しないといけないアミノ酸のこと。

必須アミノ酸は9種類ある。

※アルギニンは子どもが必須アミノ酸のため合計10種類

必須アミノ酸の9種類

バリン(Val)とは

バリンが不足すると筋肉つくりに悪影響を与えてしまう。

疲労も思うように回復せず、食欲を低下させて、栄養不良になってしまいやすいと考えられているんだ。

反対に、バリンをしっかりと補給できれば素晴らしい体つくりが可能になる。

バリンの効果
図1. バリンの効果
バリンとは
【必須アミノ酸9種】筋肉へのエネルギー源になるバリンとは

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イソロイシン(Ile)とは

イソロイシンが筋肉つくりや体内環境維持にとても重要で、不足すると悪影響を与えてしまう。

イソロイシンをしっかりと補給していることで、筋肉強化を促進させ、肝機能の向上も発揮れるんだ!

だから筋トレするときにめちゃくちゃ大切なんだぞ!

イソロイシンの主な効果
図2. イソロイシンの効果
イソロイシンとは
【必須アミノ酸9種】筋肉へのエネルギー源になるイソロイシンとは

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ロイシン(Leu)とは

ロイシンが筋肉つくりや筋肉の修復、育毛効果、さらに肝臓機能を高めてくれるので、不足すると悪影響を与えてしまう。

なので、筋トレにめちゃくちゃ大切なんだ!

ロイシンの主な効果
図3. ロイシンの効果
ロイシンとは
【必須アミノ酸9種】筋肉へのエネルギー源になるロイシンとは

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メチオニン(Met)とは

メチオニンは、硫黄を含んだアミノ酸になる。

このメチオニンは、肝機能を向上させたり、アレルギーの原因となっているヒスタミンを抑制する効果があるんだ。

 

だから、筋肉をつくる前に体内調整するにはとっても重要なんだ!

メチオニンの効果
図4. メチオニン
メチオニンとは
【必須アミノ酸9種】肝臓強化で効果を発揮するメチオニンとは

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リジン(Lys)とは

リジンは、生体のタンパク質に約2~10%含まれている。

このリジンは、抗体やホルモン、酵素などをつくる機能を担っていて、体内組織の修復や成長に影響を与えているんだ。

さらに、脂肪燃焼に必要なカルニチンの合成原料にもなっているんだぞ!

リジンの効果
図5. リジンの効果
リジンとは
【必須アミノ酸9種】集中力向上やヘルペス予防で効果を発揮するリジンとは

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フェニルアラニン(Phe)とは

フェニルアラニンは、肝臓でチロシンを経由して、脳内神経伝達物質であるドーパミンやノルアドレナリン、黒色色素のメラニンの材料となるんだ。

ドーパミンとノルアドレナリンは、刺激伝達に役立っていて、精神を高揚させ、活力を生み出す作用に加え、血圧を上昇させる作用があるんだ!

フェニルアラニンの効果
図6. フェニルアラニンの効果
フェニルアラニンとは
【必須アミノ酸9種】肌に効果的で神経伝達物質をも司るフェニルアラニンとは

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トリプトファン(Trp)とは

トリプトファンは、肝臓や腎臓で分解され、エネルギー源として利用される。

トリプトファンが脳内に運搬されると、ビタミンB6やナイアシン、マグネシウムと合体して、神経伝達物質であるセロトニンを生成するんだ。

このセロトニンが足りなくなると、睡眠障害やうつ、不安感などが引き起こされてしまうから、トリプトファンを取り入れることで、心の安定化につながるぞ!

トリプトファンの効果
図7. トリプトファンの効果
トリプトファンとは
【必須アミノ酸9種】心の安定に効果的な神経伝達物質原料のトリプトファンとは

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スレオニン(Thr)とは

スレオニンは、成長を促したり、肝臓に脂肪が蓄積していくのを抑える効果を持つ。

またスレオニンは、コラーゲンをつくるための材料として利用されるので、肌のハリを保つ美肌効果があるんだ!

さらに、スレオニンには糖原性と呼ばれる性質も持っている。

つまり、体内でグルコースをつくるときにも材料になるアミノ酸なんだ。

スレオニンの効果
図8. スレオニンの効果
スレオニンとは
【必須アミノ酸9種】成長促進や美肌効果を持つスレオニンとは

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ヒスチジン(His)とは

ヒスチジンの大きな特徴は、ヒスチジンから交感神経を刺激するヒスタミンへと変換されること。

 

ヒスチジンは成長を促したり、神経機能補助の役割を果たす。

さらにヒスチジンは赤血球をつくるときに必要になってくるから、貧血治療に有効と言われているんだ。

 

またヒスチジンは、アレルギー反応に影響を与えているヒスタミンを合成するときはヒスチジンから作られる。

ヒスタミンは、外傷や薬などの外からの刺激に応じて血管を拡張するはたらきがあるから、血圧低下やアレルギー発症など作用をもたらしてくれる!

ヒスチジンの効果
図9. ヒスチジンの効果
ヒスチジンとは
【必須アミノ酸9種】成長促進やダイエット効果を持つヒスチジンとは

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アルギニン(Arg)とは ※子どもは必須アミノ酸のため10種目

アルギニンは、子どもが育っていく時期に欠かすことのできないアミノ酸(※子どもは必須アミノ酸のため10種目)。

というのも、実はアルギニンは成長ホルモンの分泌を促し、筋肉組織を強くさせ、免疫能力を上昇させる。

さらに、毒素であるアンモニアを解毒する効果を持っているんだ。

子どもの場合、成長に必要なアルギニンをつくりだすことができないので、食事から十分に取らないといけない。

アルギニンの構造式
図10. アルギニンの構造式
アルギニンとは
【必須アミノ酸9種】成長ホルモン分泌促進や筋肉を強くするアルギニンとは

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まとめ

今回は、生きるために不足してはいけない必須アミノ酸の9種類ついて教えてきた!

記事のまとめ

  • アミノ酸は体つくりに必須
  • 必須アミノ酸が不足すると生命危機
  • 必須アミノ酸は9種類

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