俺のメシハック!!!@ケンタだ!
読んでいるキミは、筋肉をつくるアミノ酸のことを知ってるか?
アミノ酸は体をつくる大切な素材。
それを知らないと筋肉やカラダをうまくつくり損ねているかもしれないぞ!
そこで今回は、筋肉疲労の回復効果をもつグルタミンについて教えていくぞ!
記事のまとめ
- アミノ酸は体つくりに必須
- 筋肉の分解を防ぐ効果がある
- さらに二日酔いにも効く
目次
筋肉疲労の回復効果をもつグルタミン(Gln)とは
グルタミン(Gln)とは
グルタミン(Gln)とは、体内でつくることができる非必須アミノ酸のひとつで、体内で作られていくタンパク質が分解されないように抑えて、筋肉の維持にとても大切なアミノ酸だ。
関連
グルタミンは、人間の骨格筋に蓄えられる遊離アミノ酸の約6割を占めているから、体内で一番多いアミノ酸。
さらに、インスリンの分泌を刺激させずにグルコースに変換できるから、腸などの短時間で分解する細胞のエネルギー源となる!
グルタミンは腸のはたらきをサポート、筋肉強化、筋肉疲労の回復に効果があり、エネルギーの代謝や窒素代謝に深く関係し、認知症予防の効果があると言われている。
グルタミンの効果
グルタミンの主な働きは以下の通りだ。
【グルタミンの主な働き】
- 腸へのサポート効果
- 免疫力向上効果
- 筋肉維持効果
- 傷を治す効果
- アルコール代謝促進効果
腸へのサポート効果
グルタミンには、疲労した腸への修復や、腸の働きへサポートする効果がある。
腸管には、じゅう毛という突起で食べ物から取り入れた栄養の吸収を行うが、グルタミンはじゅう毛への栄養源となる。
腸管のじゅう毛は次から次へと細胞分裂が行われており、新しいじゅう毛が生まれている。
だから、グルタミンは新しいじゅう毛を生み出すためにとても大切なんだ。
免疫力向上効果
グルタミンは、アルギニンと同様にウイルスなどかの異物からカラダを守ってくれる免疫向上効果があるんだ。
だから、インフルエンザウイルスに対抗する効果や、アレルギー症状の予防改善にも期待。
筋肉維持効果
グルタミンには、筋肉が分解されないように抑制する効果がある。
激しい運動などで肉体的なストレスがかかってしまうと、カラダはロイシンやバリンなどといったBCAAから合成された筋肉中のタンパク質が分解を促す。
このときに筋肉中からグルタミンが放出されるから、グルタミンをしっかりと補給することでタンパク質の分解を抑制できる。
傷を治す効果
グルタミンは、窒素代謝にはたらきかけることで、傷の治癒に必要なタンパク質の前駆体となる。
だから、外傷からの回復を早める効果もあるといわれ、グルタミンがもとで生成する窒素量は体内で生成される窒素量の1/3にもなる。
アルコール代謝促進効果
グルタミンにはアルコール代謝を促進、二日酔いに効くといわれている。
肝機能にはグルタミンとアラニンが必要であることがわかり、二日酔いの原因物質であるアセトアルデヒドの血中濃度が低下していたこともわかっている。
さらに、グルタミンとアラニンには、肝臓の再生も促進された!
筋肉疲労の回復効果をもつグルタミンを取り入れるための食べ物
ここまでの説明で体内環境維持にはグルタミンがとても重要なことがわかっていただけたであろう。
では、次からはどうすれば体に大切なグルタミンが取り入れられるのか、そのグルタミンの取り入れ方を教えていくぞ!
【グルタミンを取り入れるための食べ物】
- 小麦粉
- 海藻
- 大豆
- 肉
- 魚
このようにグルタミンは、普段食べるたくさんの食材から取り入れられる!
グルタミンの過剰摂取と欠乏症
グルタミンは、体内でも生成することができ、小麦粉や大豆、肉、魚など身近な食材に含まれているが、1日40g以上摂取してしまうと過剰になり、肝臓にダメージを与えてしまう。
だから過剰摂取は禁物(ただし、ふだんの食生活での過剰摂取はほぼ心配ない)。
だから、過剰に摂取してしまうと弱酸性の消化器官に悪い影響を与えてしまう。
胃腸が弱っているときは、下痢を引き起こしやすくなってしまう。
反対に、グルタミンが足りなくなってしまうと、筋力低下や消化不良を起こしやすくなってしまうのでとても注意が必要だ。
まとめ
今回は、筋肉疲労の回復効果にとても大切なアミノ酸のひとつ、グルタミンについて教えてきた!
記事のまとめ
- アミノ酸は体つくりに必須
- 筋肉の分解を防ぐ効果がある
- さらに二日酔いにも効く