俺のメシハック!!!@ケンタだ!
読んでいるキミは、筋肉をつくるアミノ酸のことを知ってるか?
アミノ酸は体をつくる大切な素材。
それを知らないと筋肉やカラダをうまくつくり損ねているかもしれないぞ!
そこで今回は、神経伝達物質としてはたらくとても大切なアミノ酸のひとつ、トリプトファンについて教えていくぞ!
<記事のまとめ>
- アミノ酸は体つくりに必須
- トリプトファンは神経伝達物質としてはたらく
- 月経前症候群(PMS)にも効果的
目次
心の安定に効果的ば神経伝達物質原料アミノ酸、トリプトファン(Trp)とは
トリプトファン(Trp)とは
トリプトファン(Trp)とは、体内でつくることができない必須アミノ酸のひとつで、体内で作られていくタンパク質に必要不可欠なアミノ酸だ。
関連
トリプトファンは、肝臓や腎臓で分解され、エネルギー源として利用される。
トリプトファンが脳内に運搬されると、ビタミンB6やナイアシン、マグネシウムと合体して、神経伝達物質であるセロトニンを生成するんだ。
このセロトニンが足りなくなると、睡眠障害やうつ、不安感などが引き起こされてしまうから、トリプトファンを取り入れることで、心の安定化につながるぞ!
トリプトファンの効果
トリプトファンの主な働きは以下の通りだ。
【トリプトファンの主な働き】
- 不眠解消効果
- 鎮痛効果
- 集中力や記憶力を高める効果
- 月経前症候群(PMS)改善効果
不眠解消効果
トリプトファンは、フェニルアラニンと似たような性質を持つ。
トリプトファンには、フェニルアラニンと同じように、脳と神経細胞のあいだで信号を伝える役割を担う神経伝達物質の原料となる必須アミノ酸。
とくにトリプトファンは、ビタミンB6やナイアシン、マグネシウムとともに神経伝達物質のセロトニンをつくる原料となるんだ。
セロトニンには、このような効果がある。
- 寝付きを良くする睡眠効果
- 興奮や不快感を鎮めて心を安定化させる効果
さらにセロトニンは、メラトニンに変わる。
このメラトニンも体内時計を調整して、睡眠サイクルを正常にしていくことから、アメリカでは天然の睡眠薬と言われている!
鎮痛効果
トリプトファンには、こちらもフェニルアラニンと同じように痛みを抑制する、つまり鎮痛剤の効果も持っていることがわかった。
痛みを軽くして、耐久性も強くなったという実験があるという。
集中力や記憶力を高める効果
トリプトファンは、ドーパミンやノルアドレナリンといった神経伝達物質をつくるためにチロシンと一緒になってはたらく。
ドーパミンとノルアドレナリンは、体内のホルモンを調整することにとても関わっていて、気分を高めてやる気を生み出すホルモンのこと。
だから、集中力だったり記憶力を向上させていくんだ。
月経前症候群(PMS)改善効果が期待
トリプトファンを体内に取り入れることで、鎮痛作用や心の安定に効果があることから、女性特有のイライラだったりカラダの不調を改善できる効果も期待できるんだ。
だから、女性はトリプトファンをしっかり摂ったほうがいい!
心の安定に効果的な神経伝達物質原料のトリプトファンを取り入れるための食べ物
ここまでの説明で体内環境維持にはトリプトファンがとても重要なことがわかっていただけたであろう。
では、次からはどうすれば体に大切なトリプトファンが取り入れられるのか、そのトリプトファンの取り入れ方を教えていくぞ!
【トリプトファンを取り入れるための食べ物】
- カツオ :310mg / 100g
- 牛レバー:290mg / 100g
- 鶏卵 :99mg / 100g
このようにトリプトファンは、カツオや牛レバー、卵などから取り入れられる!
トリプトファンの過剰摂取
トリプトファンは、伝えたように体内では作れない必須アミノ酸だから毎日食品から取らないといけないが、取りすぎても問題と考えられているんだ。
必要以上に摂ってしまうと、肝臓で脂肪の変化が起こって、肝硬変を引き起こす恐れがあるから注意が必要だ。
なんでも「やりすぎ」はダメなんだね笑
まとめ
今回は、神経伝達物質としてはたらくとても大切なアミノ酸のひとつ、トリプトファンについて教えてきた!
<記事のまとめ>
- アミノ酸は体つくりに必須
- トリプトファンは神経伝達物質としてはたらく
- 月経前症候群(PMS)にも効果的