俺のメシハック!!!@ケンタだ!
読んでいるキミは、筋肉をつくるアミノ酸のことを知ってるか?
アミノ酸は体をつくる大切な素材。
それを知らないと筋肉をうまくつくり損ねているかもしれないぞ!
そこで今回は、集中力向上やヘルペス予防で効果を発揮する大切なアミノ酸のひとつ、リジンについて教えていくぞ!
<記事のまとめ>
- アミノ酸は体つくりに必須
- リジンは集中力向上やヘルペス予防に効果的
- リジンの過剰摂取は注意
目次
集中力向上やヘルペス予防に効果を発揮するアミノ酸、リジン(Lys)とは
リジン(Lys)とは
リジン(Lys)とは、体内でつくることができない必須アミノ酸のひとつで、体内で作られていくタンパク質に必要不可欠なアミノ酸だ。
関連
リジンは、生体のタンパク質に約2~10%含まれている。
このリジンは、抗体やホルモン、酵素などをつくる機能を担っていて、体内組織の修復や成長に影響を与えているんだ。
さらに、脂肪燃焼に必要なカルニチンの合成原料にもなっているんだぞ!
リジンの効果
リジンの主な働きは以下の通りだ。
【リジンの主な働き】
- 集中力向上
- 肝機能向上効果
- ヘルペス(単純疱疹)予防
- 髪の健康を保つ効果
集中力向上
リジンには、体内組織の修復、成長に大きな影響を与えているんだ。
タンパク質の吸収を促し、ブドウ糖の代謝をよくして疲労回復や集中力向上効果を発揮するので、健康な生活を送るには重要な栄養素となっている。
肝機能の向上
肝臓は次の機能を持ち合わせているんだ。
- 消化器官で取り入れた栄養素を全身に送る代謝活動
- アルコールや薬、細胞から集めた老廃物などの有害なものの分解
- グリコーゲンの代謝・貯蓄
ヒトは、エネルギーを大量に作っては、大量に消費を繰り返しているので、肝臓にはかなりの負担がかかっているんだ。
だから、肝臓が疲れて代謝が鈍ると、肝機能が下がってしまって、全身の疲労感につながる。
肝臓では、アルコールを分解して体外へ排出する機能を持っているが、弱った肝臓にエネルギーを与えることでリパーゼを活性化し、脂肪酸を適切に利用されるようにする。
そんな中でリジンが不足してしまうと、血中に飽和脂肪酸やコレステロールが増えてしまうんだ。
ヘルペス(単純疱疹)予防
リジンは、くちびるなどで起こるヘルペスへのウイルス感染を予防する効果があり、感染症に対して抵抗力を向上させる効果を持っているとされているようだ!
髪の健康を保つ効果
リジンは、メチオニンと同様に男性の脱毛症改善に効果があるとされている!
だから育毛剤の成分としても注目を浴びている。
リジン摂取により、薄毛、抜け毛に対する著しい発毛効果が考えられている。
集中力向上やヘルペス予防に最適なリジンを取り入れるための食べ物
ここまでの説明で体内環境維持にはリジンがとても重要なことがわかっていただけたであろう。
では、次からはどうすれば体に大切なリジンが取り入れられるのか、そのリジンの取り入れ方を教えていくぞ!
【リジンを取り入れるための食べ物】
- カツオ:2,100mg / 100g
- マアジ:1,900mg / 100g
- 豆腐:510mg / 15g(小ワンパック)
このようにリジンは、カツオなどから取り入れられる!
リジン欠乏症と過剰症
リジンは必須アミノ酸だから食品から取らないといけないが、穀類には多く含まれていないから、肉、魚、牛乳、チーズといった乳製品や大豆製品、豆類からの摂取が基本となる。
一方で、リジンが欠乏すると疲れやすくなって集中力低下を招いたり、目の充血、めまいや吐き気、貧血といった症状が出てしまう。
さらに、肝臓機能低下も起こり、血中の飽和脂肪やコレステロールが増加しやすくなってしまう。
普段の食生活ではリジンの過剰摂取は起こらないが、その他のサプリメントでアミノ酸を摂っている場合は、リジンの過剰摂取により腎機能障害になってしまう恐れもあるので気をつけよう!
リジン摂取の安全性と副作用
リジン摂取の安全性は、10g / 1日のリジンを5日間摂取すると、胃痛や下痢などの副作用が出てしまう可能性がある。
だから、妊娠中や授乳中やサプリメントでの摂取を控えよう!
まとめ
今回は、集中力向上やヘルペス予防で効果を発揮する大切なアミノ酸のひとつ、リジンについて教えてきた!
<記事のまとめ>
- アミノ酸は体つくりに必須
- リジンは集中力向上やヘルペス予防に効果的
- リジンの過剰摂取は注意