アミノ酸

【必須アミノ酸9種】筋肉へのエネルギー源になるイソロイシンとは

イソロイシンとは

どうも、俺のメシハック!!!@ケンタだ!

呼んでいるキミは、筋肉をつくるアミノ酸のことを知ってるか?

知らないと筋肉をうまくつくり損ねているかもしれないぞ!

そこで今回は、人の筋肉つくりに大切なアミノ酸のひとつ、イソロイシンについて教えていくぞ!

<記事のまとめ>

  • アミノ酸は体つくりに必須
  • イソロイシンは必須アミノ酸に部類
  • イソロイシンは筋肉の成長や疲労回復に効果的

筋肉つくりに大切なアミノ酸、イソロイシン(Ile)とは

イソロイシン(Ile)とは

イソロイシンとは、体内でつくることができない必須アミノ酸のひとつで、バリンなどもこの必須アミノ酸に部類される。

 

イソロイシンが筋肉つくりや体内環境維持にとても重要で、不足すると悪影響を与えてしまう。

イソロイシンをしっかりと補給していることで、筋肉強化を促進させ、肝機能の向上も発揮れるんだ!

だから筋トレするときにめちゃくちゃ大切なんだぞ!

イソロイシンの構造式
図1. イソロイシンの構造式

イソロイシンはBBAA

イソロイシンは、分岐鎖アミノ酸(BCAA:Branched Chain Amino Acid)と言われているんだ。

BCAAは、アミノ酸中に3つあって、イソロイシンの他にバリンやロイシンも同じBCAA。

運動中のパフォーマンスを維持させ、スタミナを持続させるんだ。

イソロイシンの効果

イソロイシンの主な効果
図2. イソロイシンの主な効果

イソロイシンの主な働きは以下の通りだ。

【イソロイシンの主な働き】

  • 筋肉の成長促進に影響
  • 疲労回復効果
  • 神経機能を正常化
  • 肝機能の向上
  • 糖尿病の予防
  • 髪や肌の健康保持

筋肉の成長促進に影響

イソロイシンは、甲状腺ホルモンの分泌を促進させる。

これにより、筋肉や体の成長を活性化させる効果があるんだ。

のどと鎖骨のあいだ辺りにある甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンは、全身の細胞に作用して、体内の代謝を促している機能をもつホルモンのこと。

体内でおこる代謝が、身長の伸びや筋肉形成を促進させるんだ。

疲労回復効果

イソロイシンには、グルコースをグリコーゲンとして貯め込む働きを活性化させる機能もある。

グリコーゲンは、運動のときの大切なエネルギー源。

だから、必要となれば糖に変換されていくが、そのグリコーゲンが不足すると、スタミナを維持できずに体に疲れを感じてしまう。

また、イソロイシンは、脳が感じる疲労を軽くする効果もあると言われている!

脳内にセロトニンが増えると、疲労を感じてしまうが、血中濃度が高まるとセロトニン生成が抑えられるんだ。

神経機能を正常化

イソロイシンは、神経機能をサポートする役割を持つんだ。

だから、脳から出された命令を颯爽と末端の組織に伝達さえ、判断力や反射速度を上げる。

さらに、イソロイシンは集中力向上があると言われているんだ。

人の脳から命令が出されると、興奮系の神経伝達物質が放たれ、集中することができる。

イソロイシンは、その神経伝達物質の材料となるため、しっかりと蓄えておくことが重要。

神経機能を正常化

実は、イソロイシンが糖尿病に効果があることがわかったんだ!

体の外から取り入れた糖質が吸収されたあとにイソロイシンが筋肉へ取り込まれることを活性化させることで、血糖値の上昇を抑える効果が見つかった。

だから血糖値のコントロールも期待大だ!

筋肉成長に必要なイソロイシンを取り入れるための食べ物

ここまでで、体内環境維持にはイソロイシンがとても重要なことがわかっただろう。

では次からはどうすれば体に大切なイソロイシンが取り入れられるのか、そのイソロイシンの取り入れ方を教えていくぞ!

【バリンを取り入れるための食べ物】

  • マグロ:100g(1200mg)
  • 豚ロース:100g(1000mg)
  • 鶏卵:1個(336mg)

このようにイソロイシンは、普段の食べ物から体内に取り入れることが可能だ!

まとめ

今回は、人の筋肉つくりに大切なアミノ酸のひとつ、イソロイシンについて教えてきた!

<記事のまとめ>

  • アミノ酸は体つくりに必須
  • イソロイシンは必須アミノ酸に部類
  • イソロイシンは筋肉の成長や疲労回復に効果的

-アミノ酸